休日にしがみついて、もうちょっと仮面雑談&ラクガキ。
仮面フェチに至るセンカンドインパクトは、間違いなく「オペラ座の怪人@ロイドウェバー」だと思っています。思っていますって言い切ったすぐ後で、「黄金仮面@江戸川乱歩」や「スケキヨ@横溝正史」にときめいていたことを思い出しましたが。
でもあれはフルフェイス状態だからちょっと違う。
「オペラ座の怪人@ロイドウェバー」は音楽もツボを押されまくるのですが、まずあのビジュアルが素晴らしい。あの闇から浮かび上がる仮面を目にしなければ、ミュージカルに無関心だった当時の私は素通りしていたことでしょう。
もう一つの別ヴァージョンの怪人「ファントム@イェストン」もほぼ同じ形式のマスクですね。あれは良い。実に良い。
シンプルなようでいてあざとい。
ゴツいようでいて艶かしいというか。
ナイフで削りとったような耽美っていうか。
「ファントム@イェストン」と言えば、初演が宝塚歌劇。
オリジナリティ満載な仮面でした。ファッショナブルで。
つーかエリックに鼻あるじゃん!とかツッコミも入れたくなりますが、あそこは「美」しか存在しない世界なので野暮を言ってはいけません。
宝塚版のファントムは、再演する度にモデルチェンジしてる気がするのですが、一貫して某石仮面みたいな質感を漂わせてるのが面白いです。華やかさ優先かと思いきや無骨さが潜んでるところが。