ラクガキ帖

モノクロのラクガキを展示、だったのが最近色付きに。たまに読書やら何やらの呟きも付随します。

スケッチ&雑談

 

忠臣

 

 

こってり系読書中。とりあえず、新刊と再読本を読了。

 

「 断頭台/疫病 山村正夫竹書房文庫は、この分厚さでハズレ無しという大好物の盛り合わせ本でした。『女雛』とか『天使』の描かれている世間一般からは薄い膜で隔たっている人々とか、『ノスタルジア』や羅馬シリーズの豪奢な雰囲気がたまりませんが、『暗い独房』のどうしようもなさが胸に堪えます。あとタイトルにもある『断頭台』は全てが主人公の〇〇なのかなあという個人的解釈。そのほうが私はグッときます。サンソンの本もそろそろ読もうかな。

「吸血鬼幻想 種村季弘河出文庫は、再読。文字ちっさ!子供だった自分は当時、親に見せられない本を買ってしまった!とドキドキしていましたが、今読んでも何かこう妖しい気配がページをめくる指先から浸透していく感じがします。妖しいって言ってもキラキラ耽美な感じじゃなくて、血腥いような美醜がより合わさった頽廃的気配。

 

断頭台/疫病 (竹書房文庫)

断頭台/疫病 (竹書房文庫)

 
吸血鬼幻想 (河出文庫 126A)