ストップほにゃらら!じゃなくて、神楽って素敵という感動のスケッチ
小さなブログからも小さく声を。
出版物の総額表示義務化には反対です。
出版物は従来通り、「本体価格+税」表記でいいと思う。
どうせ、消費税って今のまま固定じゃないだろうし。
刷り直すなんていう無駄や、廃棄&絶版処分なんていう無駄こそ阻止して欲しい。
不勉強だったので知りませんでしたが、過去の書籍(特に文庫本)が有名作品なのに絶版物多いなあと思っていたら、その理由の一つが消費税だったと知って驚きました。
企業努力って言葉だけで片付けるには無責任すぎる負担だと思います。
ただ。素人考えでアレですが、出版社のお偉いさんの中にも「だったらバンバン電子書籍にしちゃえばいいじゃない?」とか思っちゃいそうな人がいそうで怖いです。
電子書籍がダメなんて言わないけど、紙の書籍を守るぐらいの度量は欲しい。
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以下、通常運転で。
インドア全然苦にならない派ですが、さすがにちょっと演劇とか本屋街とかなんか色々ぶらぶら買い物行きたい欲が蓄積されてきた感があります。
ライブ配信とか動画サイト見て結局物欲が更に刺激されるという状況に。
ミュージカル大好き派でもあるのですが、最近は各地域の神楽と鬼剣舞と鹿踊を見まくっています。
「山陰の神楽写真集 写真・松浦 敦男、片岡 大、豊 哲也」今井出版
通常の本屋さんで買えるとなると神楽系の書籍が数冊しか見当たらず、とりあえずコチラを入手。正直、神楽初心者としては派手な見栄えを求めてましたが、神事という空気感に包まれているような写真集はしみじみ眺めるのに良いです(衣装は豪華絢爛)。
多分、動きと詞や音曲がつけばまた違うのだろうけど、奥ゆかしい雰囲気。
…DVDは各地のサイトで買えるのか…。
同時に一緒に買ったのが、
「時代劇入門 春日太一」角川新書
「時代劇入門」は、子供の頃から馴染んでいるジャンルだけれど、詳しくは知らないので興味津々で購入。NHKの「スローな武士にしてくれ」が大好きなので、これを読んでからもう一度鑑賞したいと思います。
シャルル・バルバラは以前、光文社古典新訳文庫の「赤い橋の殺人」があまりに面白かったので。訳者の方も同じとあって購入。確か「赤い橋の殺人」は、どっかの媒体にミステリーの先祖的な紹介のされ方だったのですが、実物はミステリー超えてるじゃん!(ミステリーが下という意味ではない)と付箋貼りまくった記憶があります。いろんなモノを包含してるというか。哲学と幻想。「罪と罰」という意見になる程と思うけど、もっと辛辣な最後。注釈の多さにワクワクしつつ、早速読み耽りたいと思います。