部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

赤いアノヒト&読書メモ

ラクガキ/赤いアノヒト

 

怪獣(悪いコ)はグリグリしちゃうゾ☆

 

少しだけ冷夏を期待していたんですが、例年通りの酷暑の気配。

うだる暑さには恐怖が欠かせないかな、と思って「赤い通り魔」の異名を持つこちらの有名人をチョイス。

青空の下、怪獣がそこにいる(一応悪さをしているという前提らしい)(それこそ思い込みなんじゃねーの?と突っ込みたい)、というだけで野原で繰り広げられる惨劇がシュールです。あれはバトルとは言い難い。

ちょっとこう…エイ●アンとかフ●ディとかと対戦して欲しい気もしますね。

 

 

この地獄の片隅に パワードスーツSF傑作選/J.J.アダムズ編 中原尚哉訳」創元SF文庫 を読了。

その名の通り、パワードスーツをテーマにした短編アンソロジー。原書の23編のうちから12作品を訳出したもの、とのこと。

パワードスーツという単語から真っ先に浮かぶ直球ミリタリー物の表題作を始め、海洋物、開拓物(?)、19世紀に20世紀、恋愛物なども。私の中ではハズレなし。たいへん面白かったです。

特に好きなのは『ノマド』『外傷ポッド』『天国と地獄の星』『猫のパジャマ』。

しかし、深海採集船に出てくるアルバの可愛らしさも心に残る。

なお私の脳内では、地獄の片隅のヘル軍曹はミ●・ジョボヴィッチ、ハーベスター星のアイ執行官はコ●ラのアーマロイド・レディで再生されます。