部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

3月16日


土曜日。晴天。気温が駆け上がる。
洗濯機を稼働している間に散歩。ウキウキする暖かさ。
防御策をとっているものの、鼻腔が若干痒い。たぶん飛散しまくり。

日中はサボっていた掃除と、ウォーハンマー作成。


朝。コンビニのタンパク質系サンドイッチ。バニラヨーグルト。トマトジュース。
昼。ツナとアンチョビとガーリックのパスタ。サラダ。炭酸水。
夜。白米。小松菜、厚揚げ、しらすの生姜炒め。マグロの漬け。納豆の挟み揚げ。ビール。

おやつに豆大福。夕食後は白湯のみ。
就寝前に養命酒





周囲には、買って満足していると思われているウォーハンマー
以前にも書いたが、地元の小さな販売店で見つけたウォーハンマー40000とエイジ・オブ・シグマーを二種を購入。いわゆる初心者用キット。
工作器具も整え、いざという時のルーペも買った。スタンドタイプ。
時間も出来た。写真を撮るのは下手なので文字だけでメモ。


ザックリ説明書(そもそもザックリしか読むところが無い)を読んで作成着手。
ちなみに、私のプラモデルの作成体験は10年以上前で停止している。

タミヤのニッパーなら間違いない、と言う教えを守ったおかげかサクサク進み、手持ちのデザインナイフと100均のスポンジヤスリで形を整え組み立てる。
正直に告白すると、組み立て(嵌め込み)に少々手間取った。
塗装する時のために各パーツにした方がいいのか?とも思ったが、手順的にそんな余地は無い。初心者はしっかり組み立ててから塗装した方が良い、とのアドバイスも見つけたのでガッチリ嵌め込む。

40000シリーズは、スペース・マリーン(インフェルヌスマリーン)1体と、ティラニッド(ターマガント)1体。
エイジ・オブ・シグマーは、ストームキャスト・エターナル・ヴィンディクターが2体。

天候も良いので、用意していた段ボールの上部をぶち抜き窓際でドキドキの下地塗装。
とにかくよく振れ!という教えがあらゆる説明に載っていたのでひたすらシャカシャカ振りまくり、恐る恐る吹き付ける。ティラニッドから。なんかいろいろ誤魔化せそうで。

スプレーの強弱が上手くいかず、最初の出来合いは微妙としか言いようがない。
ビビリな割には思い切りも早いので、ガンガンと重ねて塗る。
残りの3体も続けて黒く塗る。勢いのままに真っ黒に塗る。
強弱のコツを掴んだ気がして調子よく吹きまくる。

乾かしている間にスタートアップガイドをパラパラ見たら、接着剤の一文字が視界に残る。
本来は接着剤必須だと下地塗装をしてから気付く。説明書を流れるように読む弊害。
初心者キットは必要ないらしいので少し安心。

黒く艶々とした4体完成。
造形が細かいので黒いだけでも惚れ惚れする。
下手に塗るよりこのままの方がカッコイイのでは、という弱気も少々。
とりあえず、足りてないシタデルカラーをメモして今回は終了。


参考画像。

 

そこまで匂いはキツくないが換気は必須。

買ったのはペイントセットの方。
シタデルカラー6色入り。


上記ガイド目当てで買ったので後悔はしていない。
下記の商品を買えばカラーが揃うというジレンマ。

 

3月9日 読書メモ「大宇宙の魔女」


土曜日。晴れ。天気予報通りに強風。
朝の散歩帰りにコンビニ寄って、コーヒー啜ってスマホ開けたら第二の訃報を知る。
意味は違うが、幼年期の終わり、という言葉が浮かぶ。


朝。コンビニサンドイッチ。コーヒー。リンゴ。ヨーグルト。
昼。鯛とサーモン、とびっこ、菜の花でちらし寿司。焼き鳥。ビール。
夜。煮麺。青梗菜とホタルイカの酢味噌あえ。鯵のなめろう。豆腐餡掛け。日本酒少々。

食後、焙じ茶と甘納豆。






「大宇宙の魔女 ノースウェスト・スミス全短編」創元SF文庫
C.L.ムーア/中村融市田泉訳

タイトルの通り、ノースウェスト・スミスシリーズ全訳。13編収録。
最後に著者C.L.ムーアによるちょっとした自伝も。
あとがきを見ると、ほぼ10年間で書かれている(1933-1940年)。
以前、ハヤカワ文庫版の「大宇宙の魔女」を図書館で読んだことはある。
記憶に残っていたのは『シャンブロウ』。
当時の読書メモを見たら、『神々の塵』…女気無し、と記してた。

シャンブロウ』『黒い渇き』『緋色の夢』『神々の塵』『ジュリ』『暗黒界の妖精』『冷たい灰色の女神』『イヴァラ』『失われた楽園』『生命の樹』『スターストーンを求めて』『狼女』『短調の歌』

宇宙の無法者が色気が異常に高い生物に絡まれる破天荒なシリーズ、という思い込みがあったが、通して読むと意外にも内面的な部分が強い印象。
スペースオペラとはいうものの、剣と魔法ならぬ熱線銃と魔法の物語要素が濃い。
妖しい魅惑に満ちた冒険モノ、ではあるのだが全てをぶち壊して一刀両断!という爽快ヒロイズムというよりは、得体のしれないものに翻弄されるたびに思考と本能でなんとか潜り抜け空漠とした世界で肩を竦める主人公。
しかし、スミスはニヒリストではないと思う。

代表作はやはり『シャンブロウ』か。
妖しさ悍ましさもシリーズ随一だと思うが、危機を脱したあとのスミスの言動も印象深い。
『ジュリ』『イヴァラ』のように魔性の存在が強い方が好み。
『狼女』はとにかく異質すぎ。

分厚さに戸惑ったが楽しく読了。
欲を言うと、表紙のイラストはハヤカワ版が好み。