部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

怪奇幻想系読書メモ

1月15日

月曜日。旧、成人の日。快晴。空気が冷たい。冬の空気でキリッとした気分になるのは休日だけ。なんとも形容しがたい夢を見る。いわゆる悪夢。あまりにも馬鹿馬鹿しい内容(ジオンのザクが欲しかったのに連邦のボールが山盛り、みたいな)(いや、こんな夢で…

1月13日 読書メモ「夏至遺文」

土曜日。雲は多いが午前中はまあまあ晴れ。空気がビシバシに冷え込んでくるのを感じる。休日なのに平日通り起床。体の重さが尋常じゃ無い。魂を地球の重力に縛られているつもりは無いが、肉体は重力に逆らわず布団にくるまりたがっている。やらなきゃいけな…

12月29日 読書メモ「赤い蝋人形」

金曜日。晴天。空気冷たい。ある程度の大掃除は終わらせてあるので、布団干してだらだら。暖かい部屋着を着込むと、動き出す気力が吸い取られるのが如何ともし難い。朝。休暇初っ端なのでいつものヨーグルト継続。バナナ。グラノーラ。布団干した後、煎茶入…

11月27日 読書メモ「海鰻荘奇談」

月曜日。まあまあ晴れ。日の出の頃は雲多く、日の入りの頃にも雲で埋まる。気候はいろいろおかしいが、あちらもこちらも秋の色彩。朝。バナナ。グラノーラ。ヨーグルト。ポタージュ。昼。けんちんうどん。温野菜サラダ。夜。白米。納豆。大根と厚揚げの煮物…

7月21日 夏属性

金曜日。疲労の絶頂。メンタル微妙。ここ数日の温度がおかしすぎたためか涼しいとすら感じる。30℃。風があるから涼しいのか、30℃レベルだから風を感じられるのか。朝。ちょっとお高めヨーグルト。バナナ。野菜ジュース。仕事前にエナジードリンク。昼。おむ…

6月16日 読書メモ「吸血鬼文学名作選」

金曜日。真夏日。雲の形がすごい。見ていて飽きない。帰ったらビールを唱えて仕事。朝。いつものヨーグルト道。プラス、気休めのリポD。昼。トロロそば。蒸し鶏とサラダ。夜。冷やしうどん、おろし明太子薬味いろいろ。焼き鳥。ビール。食後にビール追加。夏…

6月14日 伯爵の残像

水曜日。まさに梅雨空。涼しいのが救い。体がバテ始めると同時に、運動したくなる季節。朝。いつものヨーグルト道。昼。おにぎり2つ。昆布と梅。オクラともずく酢。麦茶。夜。ナスと茗荷の甘酢ダレの素麺。納豆とジャコのせ冷奴。豚生姜焼き。食後、ほうじ茶…

2月9日 読書メモ「言葉人形」

あと一踏ん張りの木曜日。昨日と今日はだいぶ暖かい。とにかく乾燥しまくり。鼻腔が大変。花粉もキタ。今マスク外せと言われても断固断る。マスクは新コロナだけのモノではない。朝。バナナチップス。ヨーグルト道継続。豆スープ。昼。カツカレーとサラダ。…

2月5日 読書メモ「蒲団」

日曜日。快晴。ぼんやり過ごして、もはや夕映え。あと1日休みが欲しい。タブレットの調子がいよいよおかしい。 朝。トーストとヨーグルト道。野菜スープ。昼。ピザを貪る。罪悪感を消すために温野菜サラダ。ビール。夜。まだ食べてない。雑炊と野菜炒めの予…

12月12日 読書メモ「十四番線上のハレルヤ」

月曜日。晴天。 人生初の冬バテ体験中。肩と頭に痛み。 暑くても寒くても体に悪いなら夏眠と冬眠でいいじゃん、と布団の中でぐだぐだする時間が長引く。基本、冬は布団の中から出たく無い(BGM:打首獄門同好会)。 朝。ヨーグルト道の他に、体を冷やすなと…

読書メモ「幻想と怪奇7」

幻想と怪奇7 ウィアード・テールズ 恐怖と冒険の王国 新紀元社 Amazon 「幻想と怪奇7 ウィアード・テールズ 恐怖と冒険の王国」新紀元社 「ウィアード・テールズ」という単語(付随してパルプマガジン)を荒俣宏著作で幾重にも擦りこまれているので、その名…

読書メモ「ポー傑作選1、2」と雑談

ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫 (角川文庫) 作者:エドガー・アラン・ポー,河合 祥一郎 KADOKAWA Amazon ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人 (角川文庫) 作者:エドガー・アラン・ポー,河合 祥一郎 KADOKAWA Amazon 「ポー傑作選1 ゴシック …

読書メモ「裸のランチ」

裸のランチ 作者:ウィリアム バロウズ 河出書房新社 Amazon 「裸のランチ ウィリアム・バロウズ/鮎川信夫訳」河出書房新社 再びの図書館本。 改めて表紙を眺めると、「ニューロマンサー」の延長線上の世界を想起。 私の認識能力が、サイバーでパンクな世界…

読書メモ「幻想の坩堝 ベルギー・フランス語幻想短編集」

幻想の坩堝 ベルギー・フランス語幻想短編集 松籟社 Amazon 「幻想の坩堝 ベルギー・フランス語幻想短編集」松籟社 ベルギーの幻想文学というと、「死都ブリュージュ」と色々な幻想文学関連の書籍から得た情報で、仄暗く水蒸気に漂うようなイメージだけは持…

読書メモ「競売ナンバー49の叫び」

競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫) 作者:トマス・ピンチョン 筑摩書房 Amazon 「競売ナンバー49の叫び トマス・ピンチョン/志村正雄訳」ちくま文庫 探偵小説にも思えるが、一応、幻想小説のくくりで。 難解と聞いていたのでビビりまくって手にとった初ピン…

読書メモ「幻想と怪奇5」

幻想と怪奇 5 アメリカン・ゴシック E・A・ポーをめぐる二百年 新紀元社 Amazon 「幻想と怪奇5 アメリカン・ゴシック E.A.ポーをめぐる二百年」新紀元社 ポーを起点としてポー以前以後ということか、と読了後にようやく気づく。 ポーからラヴクラフトまでと…

読書メモ「幻想と怪奇3」

幻想と怪奇3 平井呈一と西洋怪談の愉しみ 新紀元社 Amazon 「幻想と怪奇3 平井呈一と西洋怪談の愉しみ」新紀元社 私の中では〈西洋怪談〉〈ヴィクトリアン〉という言葉が示す領域は、だいぶこってりと混じり合っているようです。 それぞれの特集に組み込まれ…

ラクガキ&読書メモ「幻想と怪奇4」

お耽美なお貴族様イメージ。 昔のサイトのラクガキ焼き直し。 * お耽美なお貴族様といえば、吸血鬼。 発売のたびにせっせと購入して本棚に並べてい多ものの、せいぜい拾い読みしかしていなかった「幻想と怪奇」シリーズを、ようやく丸々一冊読了。 幻想と怪…

読書メモ「刀・鬼・桜 文豪怪談ライバルズ!」

刀 ――文豪怪談ライバルズ! (ちくま文庫) 筑摩書房 Amazon 鬼 ――文豪怪談ライバルズ! (ちくま文庫) 筑摩書房 Amazon 桜 ――文豪怪談ライバルズ! (ちくま文庫) 筑摩書房 Amazon 「刀 文豪怪談ライバルズ! 東雅夫編」ちくま文庫 「鬼 文豪怪談ライバルズ! 東…

読書メモ「雪屋のロッスさん」「幽霊島」

雪屋のロッスさん (ダ・ヴィンチブックス) 作者:いしい しんじ メディアファクトリー Amazon 「雪屋のロッスさん いしいしんじ」メディアファクトリー 久々に図書館本。 凝り固まったものをほぐすつもりで、ちょっとシンプルで洒落た童話のような作品を、と…

読書メモ「くらげ色の蜜月」

くらげ色の蜜月 (竹書房文庫) 作者:昌子, 戸川 竹書房 Amazon 「くらげ色の蜜月 戸川昌子」竹書房文庫 短編集。表紙からして、うわぁ…な予感。中身も概ね、うわぁ…。 収録一作目『隕石の焔』を読了して、かなり辟易。 三作目の『くらげ色の蜜月』でこの系統…

読書メモ「ゴシック文学神髄」

ゴシック文学神髄 (ちくま文庫) 筑摩書房 Amazon 「ゴシック文学神髄 東雅夫編」ちくま文庫 ポー「大鴉 日夏耿之介訳」プラス「アッシャー家の冒頭 日夏耿之介訳」 ウォルポール「オトランド城奇譚 平井呈一訳」 ベックフォード「ヴァテック 矢野目源一訳」 …

読書メモ「シャーロック・ホームズの功績」「酔いどれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行」

休みの初日をミス・マープルに捧げ尽くしてしまい、時間泥棒に遭った気分。 コーヒー党なのに紅茶とケーキが無性に食べたい。 ** シャーロックホームズの功績 (ハヤカワ・ミステリ 450) 作者:アドリアン・コナン・ドイル,ジョン・ディクスン・カー 早川書…

読書メモ「須永朝彦小説選」

須永朝彦小説選 (ちくま文庫) 作者:須永 朝彦 筑摩書房 Amazon 「須永朝彦小説選 山尾悠子編」ちくま文庫 ユリイカの前にこちらを読了。 「就眠儀式」は所持しているけど、他の作品を読むことができて嬉しい。 そして、ゆっくりじっくり読んでいても、遂に読…

読書メモ「血と炎の京」

血と炎の京 私本・応仁の乱 (文春文庫) 作者:健, 朝松 文藝春秋 Amazon 「血と炎の京 私本・応仁の乱 朝松健」文春文庫 室町伝奇、というキーワードで購入読了。 ざっくり言うと、足軽大将・骨皮道賢の誕生伝説。 己の救済を求める日野富子の視点を交えつつ…

読書メモ「ゴシック解剖」

昨日は一日中金田一さんが駆け回ったいたのでちょいちょい視聴。 市川崑監督の映像を観ると、ゴシック絵巻…と思ってしまう。 ゴシックの解剖: 暗黒の美学 作者:信嘉, 唐戸 青土社 Amazon 「ゴシックの解剖 暗黒の美学 唐戸信嘉」青土社 ゴシックという単語を…

購入本「ユリイカ 須永朝彦」

ユリイカ 2021年10月臨時増刊号 総特集◎須永朝彦 ―1946-2021― 作者:東雅夫,礒崎純一,高橋睦郎,高原英理,山尾悠子,須永朝彦 青土社 Amazon 須永朝彦から思いつく単語といえば『吸血鬼』と『美少年』が競り合う。 あと、幻想文学系でよく見る名前、という印象…

夏の思い出読書メモ「光車よ、まわれ!」

毎年、欠かさず夏に借りていた本がるあるのですが。 この疫病禍で図書館利用出来なかったため、思い出に耽ってみます。 * 「光車よ、まわれ! 天沢退二郎」ちくま文庫 大人になる前に読むという幸運は逃したものの、図書館で借りることが出来る本。 幸か不…

読書メモ「虫樹音楽集」

虫樹音楽集 (集英社文庫) 作者:奥泉 光 集英社 Amazon 「虫樹音楽集 奥泉光」集英社文庫 積読本読了。 店頭に並んでいたのを突発的に購入したので、なかなかの積読期間。 どれだけ熟成。…蝉が幼虫からそろそろ地上に出るくらいか。 帯にこれ以上ないほど端的…

ラクガキ&読書メモ「怪奇文学大山脈3」

もう古典的過ぎるネタだけど、「おかあさんといっしょ」。 私のぼんやりした記憶では、いろいろ事情があってイワナを一人で食べちゃったために竜になっちゃったお母さんを訪ねて岩かなんかを砕いて最終的にめでたしめでたしだったような…記憶。 滝登りしてド…