2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
先日の「怪奇小説傑作集4」と一部収録作品が被ってしまうけど、ジャケ買いならぬ装丁買いで購入していた文庫本「幻想怪奇短編集」「暗黒怪奇短編集」澁澤龍彦訳/河出文庫を読了。 収録作品全体の好みからいうと「暗黒怪奇短編集」の方が好物揃い。 特に『草…
大鎧や派手な甲冑にロマンを感じちゃうのと、オートクチュールにロマンを感じちゃうのは似ていると思うんですよね(昼から寝言)。
「ゴシック文学入門」東雅夫編 ちくま文庫 収録されているエッセイ&論考のなかで一番歯が立たないであろうと思っていた日夏耿之介の「『高野聖』の比較文学的考察」が意外と読みやすかった印象。 おそらく、その前にある前田愛の「獄舎のユートピア」で慣れ…
睡り 年末出来なかった本棚整理を始めたら、なぜか本が収まりません。 悩むことを放棄して拾い読みを始めたいところをグッとこらえ、とりあえず別室に仕舞い込むメンバーを選抜中。
何度見ても大河ドラマ「太平記」の鎌倉炎上回は美学を感じる。 そもそも北条氏の自業自得ですやん、という判断力も持ち合わせているけど、それ以上に滅亡していくモノに寄せてしまう憐れみと陶酔感。 あと、いよいよという時に躊躇う高時を、周囲に侍る女性…
年末に観た東映チャンネルの「赤穂城断絶@深作欣二監督」は、全体的なストーリーは驚くほどとても普通の忠臣蔵でした。千葉真一さんや渡瀬恒彦さんがなかなかクレイジー侍なんですが(言い方)、近藤正臣さん&原田美枝子さんの橋下平左衛門夫婦がどう見て…
武者と花とワタシ(牛) 今年もラクガキして過ごせる一年でありますように。