土曜日。うつらうつらの睡眠で早朝起床。
ちょっと前まではとっくに太陽が出ていた空はまだ暗い。
じわっとぬるい風。
ここ数日、睡眠が浅かったが昨夜は特に酷い。
たっぷり寝るつもりで22時には床に入ったのに、0時にほぼ覚醒。
二時間おきに覚醒ならまだしも、常に意識がある状態。
とりあえず体を横にしていたが、さっぱり寝付けなかった。
ワクワク気分で早起きと違って、眠れないので諦めての早朝起床は気分最悪。
頭の奥は冴え渡り、その手前の部分はぼんやりしているような感じ。
朝。グラノーラ。ヨーグルト。野菜ジュース。
昼。スーパーの寿司。ノンアルハイボール。
夜。蕎麦。茄子、ピーマン、厚揚げの甘辛味噌炒め。しらすと長葱の卵焼き。胡瓜とトマトのマリネ。
食後、シャインマスカット。
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家族に買い物等は頼み、日中ごろごろして過ごす。
寝ようと気張るより、本やテレビを眺めていれば寝入るだろうと試みるも不発。
一瞬、寝入りそうになるが意識が常に眠りの縁に踏みとどまる。
トップクライマー並みに踏みとどまりすぎ。
昼食後には何かが凝り固まったような頭はスッキリ。
結果、録画しっぱなしだった番組を数本消化。
「ETV特集：黒澤明が描いた『能の美』」が面白かった。
シェイクスピアをよく知らない頃に一度「乱」を見たことがあるが（甲冑大好きっ子だった故に）、長くて暗い、という印象しか残らなかった。
当時、国営＆民放の戦国物や角川八犬伝に馴染んでいた自分には、黒澤明の絵（詩）が理解できなかったのだと思う。
かといって、今なら全て手放しで理解し賞賛できるかと言われれば、やっぱり馴染まない部分もあるのだが、美しさに関しては格段に理解の階段を上がっていると思う。
