部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

4月12日


金曜日。晴天。
毎年のことながら通勤経路が花盛り。
木々に咲く花も麗しいが、芝桜のピンク、勿忘草やムスカリの青も鮮烈。
年度末が収まって、ようやく一息。

今朝(土曜朝)はあっさりログイン出来る。
結局、先週の不具合がなんだったのか不明。


朝。バナナ、ヨーグルト、グラノーラ。トマトジュース。
昼。トンカツ定食。
夜。白米。さつま芋、新玉、サヤエンドウの味噌汁。焼鮭。キュウリとトマトのマリネ風。納豆。ビール。





就寝前に録画鑑賞。
冒頭の十数分を撮り逃した「プロフェッショナル特別編」を見た。
正式タイトル(?)は【プロフェッショナル特別編 宮崎駿と青サギと…「君たちはどう生きるか」への道】
年末放送したものにプラス映像がある程度かと思っていたら、別物だった。

共通の映像もあるのだが、得られる感触が違う。
構成の違いというより、なんというか視点の違い?
年末放送でも漂う「死」の存在感が、特別編では強い。
というより、至るところに「死」があり日常に滲んでいる。
いろいろな「苦悩」も。
地上波版が王道本編だとしたら、こちらはアナザープロフェッショナル。

ドキュメンタリーは、ありのままの記録映像、と受け取るほど単純(あるいは純真)では無くなったが、こうも違う記録映像ができるものかと興味深い。
通常版にある『語り』がないので、こちらのほうが真に迫っているようでいて、前回よりもカットバック多用の構成が、より一層ストーリー有りきの記録意図を感じてしまう。

それこそ、エヴァンゲリオン風カットで盛り上げた、映画制作の創造神話
カットバック多様の映像と、それに被さる鈴木敏夫氏の言葉。
言葉遊びだが、これを番組の「導き」ととるか「誘導」ととるか。

映し出される苦悩は間違いなく真実なのに、それが映像作品になって受け手側に伝わると物語にならざるを得ない。
と、思ってしまう自分も「貪欲に消化してしまう一視聴者」に過ぎない、という自覚はある。

という面倒臭い考えも浮かべつつ、絵コンテ集があることを知る。
ラピュタカリオストロが気になる。