部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

4月28日 


日曜日。晴天だった。網戸でやり過ごす気温。
例年、網の目をかいくぐる虫の侵入がこれからの時期の風物詩。
それを狙って付近をブイブイと周回してくる鳥たちも風物詩。

連休というガソリンを糧にタラタラと草をむしっているワタクシに対し、邪魔だオラァ!と言わんばかりにギリギリコースを攻めてくる燕がここ最近の傾向。
舐められるようなことをした覚えがまるでないので心外ではある。


朝。昨日書いたので割愛。
昼。素麺をトマトとしらすとガーリックでパスタ風。芋と卵とサラミだけのサラダ。ビール。
夜。白米。青梗菜と厚揚げ、エビの甘酢炒め。シンプル冷奴。胡瓜とトマトのマリネ風。ビール。

食後にコーヒー。





大掃除の休憩がてら動画サイト視聴。
小ザメちゃんで癒されるだけのつもりが、他所様の本棚ツアーなどを見てしまい、置けそうなサイズの本棚を検索し始める。
この連休中に処分本を選別する予定なのに増やす検討をしてどうする。
手放してしまったものは戻らない、という何百回目かの言い訳も内部発生。
危険な兆候である。


危険な兆候ではあるが、手放したものはもう戻らないという悔いは根強い。
その一つが「女王天使(上下)グレッグ・ベア酒井昭伸」ハヤカワ文庫

現在よりも本棚収納に余裕がなく、本を読む速度も早かったのでバンバン既読本を処分していた頃に手放した一冊(二冊)が、今もたまに後悔をくすぐる。
ナノテク、宗教、AI、詩などの諸要素を散りばめつつ、女性捜査官が殺人者の精神世界にダイブする、というのが大筋で、複数の物語が絡み合って展開する。
どちらかというと不評が多かったらしいが、細かいことを気にしないで読み進めていたので、物語を読んだ!という満足感があった。

もはや内容は覚えていないが、とても煌びやかだったという印象が年々増していく作品。
それこそ思い出補正かもしれないが。