部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

4月13日 読書メモ「法治の獣」


土曜日。晴天。空気と日差しで程よい暖かさ。
車内だと、猛烈に日差しに炙られる。

道を埋める落下した花々(椿や桜や、他にもピンク濃淡各種)も、咲いている花とは違う趣きで綺麗。路上でなお鮮やかな花弁は、なんだか少し艶かしい。


朝。フレンチトースト。ヨーグルトwith苺ジャム。コーヒー。
昼。白米。生姜、にんにく垂れで鰹のタタキwith新玉ネギ。菜の花とホタルイカの酢味噌和え。胡瓜と茄子の漬物。日本酒少々。
夜。塩昆布とツナのチャーハン。トマトとチーズのマリネ風。茹でブロッコリー。ビール。

食後に、桜餅(派閥は道明寺)と焙じ茶





ウォーハンマー初心者向け4体はなんとか塗り終わった。
自分では、まあまあ上手くいったんじゃないか?と遠目で眺める。
この季節、自己肯定感の維持大切。

日中日差しにあぶられながら、地元の正規販売店に立ち寄り「スペースマリーン・ヒーローズ」を購入。真っ赤である。塗る練習用。
Amazonでみると凄い大量組だな、と思ったがゲームをすればそれだけ必要か。
まだ、組み立てるのと塗るのに夢中でゲームまでは思考が及ばない。

 


だいぶ前に読了した読書メモ。

 


「法治の獣 春暮康一」ハヤカワ文庫JA


『主観者』
『法治の獣』
『箱舟は荒野をわたる』

人類と地球外(地球圏外?)生命のコンタクトをめぐる中篇三話。
いわゆるハードSF系に入ると思う。

正直に述べれば、『主観者』で挫折しそうになった。
これから盛り上がるであろう、と予想できるのに散りばめられた単語と理論が脳の上をツルツルと滑っていく感じ。
文章が悪いわけでなく、こちらの理解力が全く追いつけないが故に。

昔だったら食い入るように読んでそれでも無理なら放置していたが、数年前からわからないところはとりあえず読み流してみると意外と大海に到達出来る(ような気がする)、という実感を得たので今回も試みる。


『主観者』はトリック、ではないがちょっとした叙述ミステリーにも感じる。生命の概念というか、尺度?の違いで生じる苦い結末。

『法治の獣』は謀略モノか。巨大で閉鎖的な実験場。
シンボリックでもあるシエジーの脳内イメージは、まるっきりユニコーン
そりゃあ神秘主義ホイホイでしょう。と、ちょっとしたカルト的雰囲気がうっすら充満している舞台で、意外にもミッション:インポッシブルな流れ。
作中で出てくる二団体(団体?)は、いつの世にも普遍に存在している気がする。あ、それこそが偏在か。
不勉強なので、遺伝子(ジーン)と模倣子(ミーム)を僅かながらにも知ることが出来た。

『箱舟は荒野をわたる』『主観者』を挫けず読んだご褒美みたいな物語。用語的(理解力?)にも、物語的にも。
語弊があるとは思うが、三篇の中でファンタジー色を感じる。
子供の頃、SFを読んだ時のワクワク感が滲んでくる。
あと、個人的には銀河鉄道999の香り。


それぞれ独立して読める三篇でもあるが、世界観はしっかりつながっている。
他にも系列作品があるらしいので、アーシュラ・K・ル=グィンのハイニッシュ・ユニバース的な広がりを持っているようだ。