部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

ラクガキ&読書メモ「自生の夢」

スケッチ・羽根にあるヒト

 

 

怪奇な大山脈第二弾を登る前にちょっと小休止すべく寄り道をするも、そっちも面白すぎて短距離走並みに(自分比)集中して読了。

 

「自生の夢 飛浩隆河出文庫

 

すごい面白かった。

とってもすっごい面白かった。

語彙力かき集める余力も持てないほどのめり込んで読了。

お前はこの辺の理論や構造が理解できてるのか?と言われれば、間違いなくよく解ってないのですが、解らない人間なりにイマジネーションを喚起して歓喜させる物語群でした。心地よい嘆息。

繋がっていたり、独立していたりの短編群でどれも面白いのですが、『海の指』『自生の夢』『はるかな響き』は特に好きです。いやでも『星窓』もいいし(以下略)。

 

世界の綻びから生み出されるもう一つの世界というか。

閉じたと思われているその隙間が一つの起点になるというか。

文字なんだけど絵になっていく世界。

 

自生の夢 (河出文庫)

自生の夢 (河出文庫)

 

 

 

ラクガキ

武者スケッチ

 

最近、スケッチという言葉に頼りすぎていると反省中。

 

 

スケッチと全く関係無いのですが。

宝塚の番組をぼんやり見てたら、生田大和先生がハセヒロになんとなく似ているような気がしてくる。顔がとかじゃなくて雰囲気が。なんとなく醸し出す雰囲気が。くどいぐらいに弁解すると、あくまでも雰囲気が。

理路整然と話す様子が、十兵衛みたいだなと思った(どんだけ麒麟ロス)。

そうなると、上田久美子先生は帰蝶Pよりも信長無双を再現してほしい(寝言)。

 

本当に「麒麟がくる」の美術設定本欲しい。映画でよく発売されるやつ。