木曜日。時々雨がぱらつく曇天。
仕事はぼちぼち。静かな上半期締めの期待。
朝食はいつもの。昼食はおにぎりパターン。
夕食は白米と味噌汁。味噌汁はナスと油揚げ、茗荷。
蒸した青梗菜に刻み生姜としらす。豚の生姜焼き。きゅうりの浅漬け。
すっかり虫の音。いい声で鳴く。
先日観た映像メモ。
だいぶ前にWOWOWで放送していたのを録画しておいたもの。
ファッション系ドキュメンタリー。
「ジャン=ポール・ゴルチエ / ゴルチエの旅を追う」はDVDが存在していないらしい。
WOWOWの番組紹介の一部をかいつまむと、2016年にアルゼンチン、ブラジル、メキシコと、ラテンアメリカの3カ国を旅した紀行ドキュメンタリー番組。まさに。
陳腐な表現ですが、旺盛な好奇心。強靭なメンタリティ。溢れるバイタリティ。
色彩と肉体と。ファッションという言葉に含まれる多層構造。
如何なる時、如何なる場所でも悦びを見出す。常に悦びに満ち溢れているのは、その隙間にある影を埋めるため、というのは穿ち過ぎか。
男性用下着のショッピングしている姿を見て、変態仮面を見たら大爆笑してくれそうだな、と思った。
「ティファニー ニューヨーク五番街の秘密」は、ティファニーの歴史と魅力を総ざらいしようとして、焦点が絞りきれなかった印象。
ティファニーブルーなどという言葉を初めて耳にした人間なので、どれもこれも私には全く縁の無い世界だなあ、と思う世界が展開。刺激物としては面白い。
とにかく様々な人物がそれぞれの角度から証言するのだが、やたらおしゃまな少女二人が好き勝手繰り出す言葉が、最も的確な表現だった気もする。
ティファニーのディスプレイを担当したデザイナー、ジーン・ムーアのあたりが興味深い。ちょっとジョセフ・コーネルを連想。区切られた世界の想像。