部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

11月4日


土曜日。早朝、爽やかな空気と霧。後に晴天。
ハーフパンツ生活に別れを告げたはずなのに逆戻り。

晩秋から冬の時期は、煮込み料理で作り置きしやすくなるのが利点だったのに、この暑さはちょっとヤバイ。
こうやって書くと、少しばかり丁寧な暮らしをしている風だが、単に冷蔵庫の野菜をぶち込んでコンソメや出汁に頼った料理をしているだけである。


朝。焼き芋。ヨーグルト。コーヒー。
昼。ナポリタン。茹でたブロッコリーと人参。お土産の肉肉しいサラミ。ワイン。
夜。白米。カブと白菜のコンソメスープ。秋鮭と茸のホイル焼き。納豆。


間食に栗饅頭。





机に座っていられる時間が多少生じたので、久々にラクガキ。
語学は筋トレとよく耳にするが、読書も然り、ラクガキも然り。
あんなレベルでもなかなか思うように線が引けない。プロの絵描きは手をほぐす作業から入ると聞くが、プロでそれなら素人はさらに徹底してほぐすべきだと今更ながら感じる。
線ヨレヨレの原因残り15%くらいは、ペンタブレットの劣化。
騙し騙し使用していたが流石にもう替え時か。
どこでも描けるようにiPad購入も考えたが、アップルペンシルの新モデルに【いきなり生産を止める】という過去の事例がうっすら浮かび、ワコムへの愛を継続予定。





大河はようやく関ヶ原付近まで到達。
元忠の運命を知っているだけに、遂に「血天井か」と、ようやく「関ヶ原か」。
『人の一生は重荷を追うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。(以下略)』に忠実なのか、じわじわと関ヶ原大坂冬の陣、夏の陣まで到達できるのか。
家康の老けメイクの完成度が凄い。惜しいのは首。首に年齢が出る。
悪い人では無いけど、理想に燃えすぎて周囲と軋轢生みまくる三成の造形に好感。
刑部との茶碗エピソードを挿入するタイミングが劇的。決め台詞に赤面。
茶々は稀代の悪女というより、叔父譲りのサイコパスな気配。

ここ数話で印象強いのは、くたばる太閤と見据える淀の方の図。
己の血に塗れて喘ぐ秀吉の顔面を抱え上げて、『私のモノは私のモノ、お前のモノも私のモノ、天下は私のモノ』宣言する茶々の構図。
ムロ秀吉の凄まじい微笑が、あの構図の最高の仕上がりだと思う。
まるで芳年の無残絵。煌びやかな錦絵的無残絵。
サロメ的でもある。

毛利輝元さんと上杉景勝さんに、明房書房関係者のご先祖様疑惑を抱く。