月曜日。晴天。
人生初の冬バテ体験中。肩と頭に痛み。
暑くても寒くても体に悪いなら夏眠と冬眠でいいじゃん、と布団の中でぐだぐだする時間が長引く。基本、冬は布団の中から出たく無い(BGM:打首獄門同好会)。
朝。ヨーグルト道の他に、体を冷やすなと言われたのでスープ。クノールさん。
昼。午後に力仕事があるのでカツカレー。本当にバテてるのか?と二度聞かれる。
夜。白米と味噌汁。味噌汁は大根と油揚げ。焼鮭に小松菜と厚揚げの生姜焼き。
食後のコーヒーも控えるように言われたので、お茶を飲む。
緑茶飲むと目が冴えまくるので、カモミールティーなんぞ購入。
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読書も控えるよう言われたので、程々に読む。
「十四番線上のハレルヤ 大濱普美子」国書刊行会
幻想小説というよりも、帯にもある通り幻想譚という呼び名が相応しい。
表紙の絵が素晴らしく世界に馴染む。
『ラヅカリカヅラの夢』ある種の幻想都市譚。一番好み。
『補陀落葵の間』予想以上に恋愛譚。こういうJ-POPあったな。
『十四番線上のハレルヤ』まさにハレルヤ。何かホッとする。
『鬼百合の立つところ』サイコスリラー味。痛切、では生温い。
『サクラ散る散るスミレ咲く』真綿のごとき、哀しさと愛しさ。
『劣化ボタン』SFっぽい。主人公のメンタルが凄い。
総じて、水面に揺蕩いながらゆっくりと堕ちていく感じ(ハレルヤのみは水面に腰のあたりまで浮上している感じ)。
『ラヅカリカヅラの夢』と『サクラ散る散るスミレ咲く』が特に印象深い。
前者は、どっぷりと幻想に浸かる愉しみ。ただただ身を委ねる世界。
後者は、人生を幻想という彩りで切り取った感。痛みを感じるのは私がそれなりに歳を経た証か。
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水木一郎さん訃報に衝撃。