部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

12月31日 年末のテレビっ子

 

土曜日。久々にスッキリしない曇り空。激寒。

 

今年はお飾りも早めに準備。
晦日の今日は、朝に刺身を狩りに行ったぐらい。
毎年「狩る」覚悟なのだが、今年のお店はそんなに激戦じゃなかった。

 

朝。あずきトーストとヨーグルト道。リンゴ。カフェラテ。
昼。残りご飯を明太炒飯もどき。サラダに生ハム。ビール。

夜の予定は、あったかい蕎麦。厚揚げの甘辛煮。刺身。普段買わないタイプのハム。ビールと酒。

 

 

というワケで、夜のために肝臓温存。
お紅茶などを啜ってお菓子食べながら録画番組見つつ、ここ数日の摂取記録。
先に申し開きしておきますが、私はうっすい特撮ファン、時代劇ファンで、プロレスも面白そうだなあとたまに眺める程度の人間です。
以下、無駄に長文です。

 

ウルトラマン大投票」NHK-BSプレミアム
怪獣部門ナンバー1ゼットンに深く納得。個人的には、メトロンさんの順位が意外と低くて軽くショック。みんな、インテリ焼きたらこが大好きだと思ったのに。意外と言えば、ヒーロー部門の順位がちょっと驚き。そこは初代じゃないの!?と思ったが、放送の歴史を考慮するとなかなか深い。復活作品、ティガの初代へのリスペクトとインパクトってことか。平成ライダークウガもそうかも。
生放送の難しさで、せっかく面白そうな話題になっても次に進めざるを得ないのが勿体ない。せっかく佐野さんいるのに。熱が入ってきたと思ったら途切れること度々。
そもそも、仮面ライダーでも思ったが、二時間というのが無理。怪獣部門とヒーロー部門を分割放送でもまだ短いくらいな気がする。

 

「鎌倉殿の13人 総集編」NHK
ギュッと詰めると、ひたすら血で血を洗う闘争の物語。退場するのに静かなフェイドアウト(引退)は許されないバトロワであることを思い知らされる。
余白場面が削りに削られるとこうなってしまうのなら、人生にはその『余白こそ』が必要なのだと思い知らされる。
この作品は絶対本編を観るべき!と拳を握って思わず円盤をポチりそうになる。全話録画してるため思い止まるが、購入特典で甲冑写真集とかあれば迷わず買う。
目下、物欲と理性のせめぎ合い。

 

「家康の甲冑」NHK-BSプレミアム
予想以上に面白かった。あんなにはしゃぐ磯田先生は…わりと拝見するか。
ゲストと専門家の温度差に若干震え上がるが、興味深い内容満載。やっぱりあのキンキラ逸話は創作っぽいですね。感想を投げかけられる関水渚さんの変化球、むしろ魔球気味な回答が意外とスッと入る。
当世具足の終盤、大量生産秀吉とオーダーメイド政宗
つまり、プレタポルテオートクチュール か。いつの時代も世情はプレタポルテが占めるってことか。しかしオートクチュール の輝きは半端ない。
それにしても徳川四天王の甲冑カッコイイ。こういう雰囲気がやっぱり特撮に受け継がれていると思う。主に怪人側に。

 

「シンニチイズム ミュージックフェス」BS朝日
録画しながら視聴。ながら見するつもりが見入る。
ワイプを、ワイプをもう少し大きくしてくださらんか!と思いつつ見る。
ちびっ子の頃、蝶野さん見てた。武藤さんまだ少し髪の毛あった。
橋本真也入場曲の二人にちょっとウルッと来る。
自分が知っているテーマ曲が5代目だったことを今さら知る。なんか幻魔大戦っぽいワクワク感。マスクにはいつだってファンタジーが詰まってる。
いわゆるリアルな格闘が讃えられてプロレスが見世物的だと蔑まれる風潮があったりしてますが(今もか)、私は技の見せ合いこそが真骨頂だと思うので『見世物=エンターテインメント』ドンと来い。
肉体の鍛錬の上に成り立つ格闘に、壮大華麗なヒロイックファンタジーを混ぜちゃう愛すべき稚気さが好きです。

 

…好きなものって結局、何かがいろいろ繋がっている気がする。

 

 

録画やら買っちゃった円盤やら、観たいものはまだまだ山盛り。
タイパ最優先させるぐらいならそもそも観ないので、効率悪くじっくり視聴予定。

 

その前に。
本棚移動で前面に復帰したトクサツガガガを読み出し中。
効率悪いけど、要点で削られる余白こそが大事なので。

 

無駄ばかりのこのブログを読んでくださる方がいらっしゃるようで嬉しいです。
では、また来年。