部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

1月18日


木曜日。実に快晴。これが週末には途切れるとは。
仕事のストレス膨れまくり。コントの風船並み。
対処療法として妄想と物欲を膨らませる。


朝。バナナ。お高めのドライフルーツ増し増しグラノーラ。ヨーグルト。
昼。豚丼。豚汁。温野菜サラダ。豚には迷惑な方向で愛を示す。
夜。白米。人参、カブ、油揚げの味噌汁。白菜、エノキ、海老のガーリック炒め。納豆。

食後、焙じ茶と一口羊羹。




眼精疲労が少し和らぐ。

向田邦子との二十年」久世光彦
「ビールの最初の一口とその他のささやかな楽しみ」フィリップ・ドレルムを拾い読み。
久世光彦の著作はいつだって久世節全開。
昭和、の良い匂いのするエッセイ、というか回顧帖?逝ってしまった向田邦子への愛憎。

 

向田邦子は嘘つきである。

 

この一文に何もかも包み込んだ愛おしさが詰まっている気がするのは感傷的に過ぎるか。
今の時代、向田邦子久世光彦が現役バリバリだったらテレビではなく配信に行きそう。
向田邦子は、無思考過ぎる言葉狩りに激怒して。
久世光彦は、まあ、いろいろ演出上のコンプライアンス的にも。


「ビール」は図書館本。タイトルと真鍋博に惹かれて。
いわゆるエッセイ?肩肘の張らない日常のささやかな物事に寄せる思考。村上春樹的に言えば『小確幸』か。フランスにおける古き良き、をリラックスして眺める感じ。
冷えたビールも良いけど、ぬるめのスタウトも好きですが。


最近は、こういった『日常にささやかな幸福を見つめる生活』的な内容に映像を付した番組が増えた気がする。嫌いでは無い。むしろ好んでよく見る。
ただ、本と映像は訴えかけてくるところが少し違う気がする。
視覚の快楽と、想像の快楽。どっちが高尚、という意味では全く無い。


 


養命酒一気のあと白湯。
目のマッサージとめぐりズム装着して就寝。