部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

6月21日


金曜日。曇り。日中雨。
通勤時と帰宅時は雨が止んで、ちょっとした幸福。
帰宅時は雲が途切れ陽が輝いたと思ったら、黒い雲が次から次へと流れてきた。
夏至なのに。

今年は昼の最盛期(?)がもう尽きるのか、と思うと寂しさが。


朝。バナナ、ヨーグルト、グラノーラ。野菜ジュース。
昼。おにぎり二つ。梅干しと昆布。豚汁。
夜。白米。ナスとピーマン、厚揚げの煮浸し。豚生姜焼き。きゅうりとトマト。納豆。


食後に焼酎少々。





夏至といえばウィッカーマン(1973版)」と思い久々に観る。
専門用語でなんというのか分からないが、時間を経たフィルムの風合いと相まってなんとも言えない色彩。仄暗い、というより微かに赤味を帯びている感じ。
日本の因習ものだと青味を帯びた陰鬱な雰囲気を連想するが、この世界は赤味を溶かしほのかに陽気だ。無邪気さと禍々しいモノが隣り合っている。
現在溢れる映像からすればエロティシズムも残虐性も控えめだが、逆に怖い。

映画の視聴は数年前が初めてだが、ファーストコンタクトは学生時代。
家族で夏の墓参のため早起きし、支度している間暇潰しにつけたテレビに映っていたのが燃える巨大藁人形もどきだった。なんだか人が入ってるけど周囲の人間笑ってる、という一目見ただけでも不穏な空気をビシバシと放つ画面だった。

思えば、早朝のWOWOWはギョッとする出会いが多かった。特に夏。
未来惑星ザルドス」とか「伝説巨人イデオン」とか。


ウィッカーマン [Blu-ray]

ウィッカーマン [Blu-ray]

  • エドワード・ウッドワード
Amazon

 

 

 


ついでに竹谷隆之イデオンを見つけて、模様に痺れる。