部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

9月24日


日曜日。朝、あまりの寒さに目を覚ます。
曇天ではあるが薄っすら明るくなっているので洗濯機を稼働し、二度寝
何に興奮してるのか浅くしか眠れないので30分ほどで起床。


軽くストレッチをし、目玉焼きを作る。半熟。

朝。ベーコンエッグ乗せトースト。キウイとヨーグルト。コーヒー。
昼。トマト缶と刻みニンニクでパスタ。頂き物のお高そうなサラミ。サラダ。赤ワイン。
夜。白米。南瓜と玉ねぎ、油揚げの味噌汁。マグロ漬け。茄子とオクラの煮物。

日中の間食に、おはぎ二種。
読書のお供にチョコレート。
平日の日中はあまり甘味を食さない分、休日に摂取しすぎで宜しくない、とは思うものの我慢はしない。


日中、雲は多めだが陽射し有り。空気涼しい。
ようやく秋が来たのか。秋味のロング缶、なかなか見つからず。





SFが読みたい気分と、時代小説を読みたい気分が波状攻撃のように押し寄せる。
大げさではあるが、読み出しては気が散るを繰り返し、我ながら困惑。
複雑な足捌きで絡み合うアルゼンチンタンゴな感じ。
生成を続ける難解なモザイク模様というか。
モザイク、といえば思い浮かぶのがチャイナ・ミエヴィル「都市と都市」

複雑な領土を所有する<ベジェル>と<ウル・コーマ>。二国間で発生した殺人事件捜査から展開する物語。読み始めは近未来ハードボイルド警察小説?と思っていた。
見えているものを見ない。
認識をするべきブロック、認識してはいけないブロック。
とっつき易いとは言い難いが、読み進めるうちに夢中になっていく物語。
ヴァーチャル空間を体験していたら、ふっと構造が透けたり、演算の暴走を目撃したり、階層が生成されていく様を凝視している感覚。理解した!わけではないが、脳が必死にトレースをして酩酊していく感じ。
ディックとカフカ的世界、と評されていたが、ボルヘス、という気もした記憶。
もう一回再読してみたいが、今はちょっと無理。





リアタイ大河。
前々回の旭姫のおでこゴツンにグッときて、
前回の忠勝と稲姫の激似っぷりにもグッときて、
今回は、『鳥居さんちの再婚話』『本多親子の花嫁のパパ』の二本立てでほのぼのホームドラマと思いきや、茶々登場の悪女聖書(あくじょばいぶる)開幕でギャフンとなった。
お市と二役の予想は前々から耳にしていたけど、あの清々しく凛々しい美女からコッテリ驕慢な美女への変貌。女優さんとメイクさんって凄い。
於愛はナレ死だし、旭姫もフェイドアウトかなあ。
死の床で人生を見せるのもありだし、笑顔のまま語りで閉じるのもありだと思う。
ファンタジー強すぎだな、とも思うが、せめてドラマの中では幸せであって欲しいという願望のこもった作品は嫌いではない。