部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

12月21日 寒さ堪えて肩が凝る


木曜日。朝、やや雲。激寒。
日中、晴れ。空気が冷たい。
寒さが緩やか、などと呑気にほざいたのが数日前。
時の流れも気候の変化も急激過ぎる。

今日行ったら休みだーと、金曜日のつもりで起床し絶望。
そのまま錯覚を引き摺り、仕事中一時間ごとに、はっ、まだ木曜日か!を繰り返す。
誰かが私の脳にバグを仕込んだのか。
しかし、身体の疲労は確実に週末金曜日。きっと暦のほうがバグ。


朝。バナナ。秋風味なグラノーラ。ヨーグルト。ポタージュ。
昼。具材を奮発したサンドイッチ二種。野菜スープ。
夜。白米。トマト系野菜スープ。南瓜のコロッケ。カリフラワーと鶏肉カレー炒め。

食後にコーヒー。チョコレート。
冷え性対策、就寝前に養命酒。子供の頃の甘ったるい水薬よりはマシ。





「21世紀SF1000 大森望」ハヤカワ文庫などを読む。
本の雑誌連載の「新刊めったくたガイド」2001〜2010年のSF時評集成。加筆集成あり。
21世紀も既に四半世紀過ぎようとしている今、懐かしいタイトルや読み損なっていたタイトルを見つけて本棚探したりメモしたりとゆっくり読書。
しかし、メモの量は膨大に増えるが、そのタイトルが今も存在するかどうかは…図書館&電子書籍で残っていればラッキーか。

 



「どうする家康」を最終回まで視聴。
伏線回収とダブルイメージを駆使して、視線を変えた歴史ファンタジー大河でした。
いろいろ突っ込んだけど、一年間面白かったです。

凡庸な若君、とか母親に振り回された若君、といったメジャーイメージを払拭する秀頼。
野望を解放した乱世の化物でもあり、化物であることを自覚して滅びの美学を敢えて選んだようにも見える。淀君は、一瞬の後悔と吹っ切れた決意。
大坂といえば、大御所の指図で大砲号令を溌剌とする正純。
幕府の続編あるなら、これが秀忠の心中に垂らした墨一滴か?とも。

大坂夏の陣での荒ぶる武者たちは、秋成の仏法僧を連想する。
炎上する大坂城での淀君の独白は、迫力はあるものの文脈が突然すぎて「??」。
失われた母(理想)=天下を取りたかったんじゃないのか?

ここ二、三話の家康は、あの写経に覚悟と生き地獄じみた心境を感じていたのだが、しばしば口にされていた『鯉』の記憶が浄化するような回収で安堵。
エヴァ、とか、どんな天使だ、というツッコミはあるが狸親父ではない家康像。

天海がまさかのツッコミ要員。
歴史なんて後世のさじ加減(筆加減?)。確かに。


金曜に予約投稿のはずが間違っていて今投稿。