日曜日。雨。ほぼ雨。夕方に晴れる。気温は暖かめ。
眼精疲労がなかなか解消されず、PC画面は長時間見ていられない。
スケッチブックにラクガキしたり、ぼんやり音楽聞いたり。映画観たり。
朝。クロワッサン、ヨーグルト。ココア。
昼。煮込みうどん。
夜。白米。白菜、長ネギ、エノキ、人参、鶏肉の味噌煮込み。ほうれん草とツナの胡麻和え。
食後、酒粕で作った甘酒。
就寝前、あずきのチカラで肩を温め、養命酒一気。
強烈な存在感を白湯で流す。
あずきのチカラ目元用を乗っけて就寝。
*
「インターステラー」クリストファー・ノーラン監督
久しぶりに視聴。
二時間を軽く超えるという今時、なかなか無い上映時間である。
ジャンル的には、地球破滅モノか。
破滅に抗うSFモノといえば、どちらかというと苦闘も苦悩も爽快感でくっきりはっきり彩られるようなタイプの作品群を観てきたので、抑えた色調が新鮮。
パステルトーンというか、くすみカラー?
人型ロボットなど無用!無駄な動きや突起物も不要!という、現時点ではとても理にかなった現実的っぽいSFガジェット。そもそも計画が無謀、という野暮は言わない。
音楽と映像がとても好み。物理理論はほぼ解らない。
SFの面白みを活かしきれない観客(受け手)であることは自覚している。
しかしブラックホール、ホワイトホールネタは好き。
幼少時、ブラックホールに慄いた経験のある児童にとって、ホワイトホールの存在は希望。
理屈じゃなく直感。あの図書館の映像は、ほぼ幻想文学でなかろうか。ボルヘス。
凍てついた空間を諦観を装って眺めるようで、やがてエンタメ王道の手に汗握る終盤。
ラストは、映画序盤からすると想像以上にハッピーエンドな着地点。
クーパーとTARSの絆は胸熱である。
アメリアの側にCASEがいて安心。
二度目でも、やはり印象的なのは教授の言葉。
不勉強で、英詩人ディラン・トマスの名を初めて知る。
穏やかな夜に身を任せるな
老いても 怒りを燃やせ 終わりゆく日に
怒れ 怒れ 消えゆく光に
歳を重ねて、この言葉は重みを増す。
カッコイイ、というよりも、そうでありたいと願う言葉。難しいが。
SFで親子愛だとパパと娘の組み合わせが多い、と思うのは私の視聴作品不足か。
この映画を購入したのは、映像美もあるがこの親子愛が突き刺さったから。
蛇足。
実は初見時、終盤の一言で大泣きした。鼻水垂らした。
だってパパは必ず帰るって言った
その頃、ちょっと家族が大変だった。たぶん、亡き父に縋りたかった。
その内側を掬い上げられた気がして(とは後付けだが)、大泣きした。
おかげでスッキリした。
今も大変ではあるが、今回は心穏やかに観ることができた。