部屋の窓際

好きなものについて描いたり書いたり。

6月9日

 


日曜日。微かに陽が差すがほぼ曇り。
外の空気は昨日よりも蒸し暑い感じ。

朝、ストレッチしてゆるく筋トレ。
元々、運動は好きではないし、いわゆる運動音痴。
東日本震災時、親を担げなくなったらヤバイと思い筋トレを始める。
今では、自分が動けなくなったらヤバイという自己防衛感が強い。


朝。サンドイッチ、キウイ、ヨーグルト、コーヒー。
昼。トマトとツナでパスタ風素麺。お惣菜コロッケ。ビール。
夜。マグロ漬け丼。茹でブロッコリーと茹で卵。玉ねぎとカボチャの味噌汁。


食後、コーヒーと羊羹。

 

 

メンタル的疲労のせいか、新規読書からも遠ざかりがち。
再読、とも言い難い集中力欠如状態。馴染んだものをパラパラ見る。
心踊るはずのファンタジーも、こってりした空気に浸りきる幻想物も、日常の視点が増えるエッセイも、目新しいSFも、伝奇小説も時代物も、推理小説ですら視覚から滑っていく感じ。

 

以前の日記と被るが。
個人的には、こうなってしまうと村上春樹作品が良い。
さらさらとでもいうか、岩清水効果的な読了感。
浄化作用、というのとちょっと違う。

「遠い太鼓」を拾い読むのが好きだが、今回は「1973年のピンボール」を通読。
たいして作品数を読んでいないので偉そうな口を叩けないが、初期三部作は不思議な魅力が揺蕩っていると思う。

こんなあからさまに澁澤な人いたっけ!?と驚くくらい、内容すっかり忘れてたけど。